今日は11月1日です。カトリック教会の教会暦では今日は「諸聖人の日」とされています。大きな信仰の功徳を積んで亡くなった聖徒たち、殉教した者、聖人や福者として列聖列福された信仰者を記念する日で、聖公会でも同様の日とされています。昨日10月31日は「宗教改革記念日」でしたが、マルティン・ルターが1517年の10月31日にウィッテンベルクの城教会の掲示板に「95箇条の提題」を貼り出したのも、たまたまの日付けでなく、翌日の「諸聖人の日」に対抗する意図があったとも伝えられています。こうした理由から、私たちプロテスタント教会では誰かを特別に「聖人」と呼ぶことをせず、天に召された一人ひとりを記念し、この時期に合わせて礼拝を献げることが多いのです。
私たち多磨教会でも、例年11月の第一主日を「召天者記念礼拝」として献げて来ました。今年から「召天・逝去者記念礼拝」とし、あらためて教会員のみならず、ご家族も含めて教会で葬儀を行った方々、教会墓地に納骨されている方々を覚えて、ご遺族の皆さんと一緒に礼拝する機会と位置づけました。礼拝後には教会墓地で墓前礼拝も献げられます。愛する故人を偲び、天を見上げる慰めと希望の時となるようと願っています。
お手元に召天者・逝去者の一覧をお配りしています。召天会員は50名。昨年からお二人の名前が加えられました。他教会員で教会墓地に納骨されている方は6名、教会員のご家族などで納骨されている方は28名です。ここにお名前が記されている方だけでなく、教会の皆さんの中にはこれまでに、また最近、愛するご家族を送った方々もおられます。それらの方々とも心をあわせて主の御前に礼拝をささげ、天来の慰めを受け取りたいと思います。