前回に続いて「子どもたちと礼拝」について考えます。多くの教会の礼拝堂には小さい子どもたちと親御さんのためのスペースが設けられています。この部屋を「母子室」と呼ぶのが慣わしでした。しかし最近は「母子室」との呼び名を変える教会が増えています。

私たちの教会も「親子礼拝室」と呼び名を変えました。お母さんとお子さんの部屋でなく、お父さんもお母さんも子育てに関わる方がどなたでも使えるように、また単なる子どもたちの居場所、遊ばせる部屋ではなく、その場所も親子が一緒に礼拝する場であることを意識してのことです。もちろん礼拝中に授乳したりおむつを替えたり、寝かしつけたりする場所でもありますし、礼拝以外の時間は子どもたちも自由に遊べるように、子ども以外の方でも自由に使っていただけるようと思います。  

私自身はこれまでお仕えしてきた教会で、基本的に大人も子どもも一緒の礼拝を大切にしてきました。前々任の徳丸町キリスト教会は従来から「親子礼拝室」がなく、皆で一緒に礼拝をしてきましたし、新会堂建築の際も部屋を設けることはしませんでした。多磨教会も新会堂建築の時にどのように考えるかは、今後の準備の中で話し合われていくテーマだと思います。また前任の市原平安教会では普段は小学生の男の子が一人でしたが、礼拝堂の一角を親子スペースにして小さいお子さん連れの方でも一緒に礼拝する工夫をしました。するとその準備をした週に教会にお問い合わせがあり、翌週から小さいお子さんを二人連れたお母さんが集うようになりました。

「来てから備える」か「備えて待つか」に教会の姿勢が表れます。子どものみならず、様々な方が来られることを「備えて待つ」姿勢を大事にしたいと思うのです。