4月1日より多磨教会の牧師に就任した朝岡勝(あさおかまさる)です。妻の真樹子(まきこ)とともに千葉の市原平安教会から転任してまいりました。教会のかしらなる主が私たちをこの群れに遣わしてくださったこと、主にある兄弟姉妹の皆さんがこれを主のみこころと受け取って迎えてくださったことに心からの感謝を申し上げます。
今週からこのコラム欄を「牧師室だより」と名付けました。これまでお仕えしてきた教会の週報でも使ってきたタイトルです。牧師が日常の中でどんなことを考えているか、どんなことを願っているか、どんなことを祈っているかを皆さんに知っていただく場になればと願っています。もちろん実際に牧師室にお出でくださるのも大歓迎です(まだ片付いていませんが・・・)。私たちもまずは皆さんお一人一人との出会いに大いに期待しています。お顔とお名前を覚えるのに少しお時間を頂戴しますが、ぜひ親しくお声をかけてください。
私たちはこれまで西大寺キリスト教会(岡山)、徳丸町キリスト教会(東京)、東京キリスト教学園(千葉)、市原平安教会(千葉)でお仕えして来ました。特に徳丸町キリスト教会では22年間のご奉仕が許されました。その経験を通して思うのは、教会にとって牧師の交替は大きな出来事だという事実です。徳丸町時代は、宣教38年目で私が11代目の牧師として就任しました。10年以上一人の牧師がいることのなかった教会です。その点で言えば多磨教会は安定した歩みを続けて来られたと思います。それでも新しい牧師を迎えて教会がどのように進んで行くことになるか、いろいろと思いが巡ることもあるでしょう。毎週の礼拝や教会の諸集会をはじめ、見えるところ、見えないところで、少しずつ教会の雰囲気が変化していくでしょう。それがさびしく感じられることもあるかもしれません。しかし大切なことは「教会のまことの大牧者なるイエス・キリストは変わることがない」という確信です。