今年の平和祈念主日を迎えています。6日は広島、今日9日は長崎の原爆記念日です。昨年8月の終わりに広島を訪れて妻や娘と平和記念講演や原爆ドーム、平和記念資料館を回りましたが、改めて核兵器の残虐さと被爆者方々の今に至る苦難を覚えました。
平和を祈り求める今日、よく知られたアッシジのフランシスコの「平和を求める祈り」を心に留めたいと思います。フランシスコの生涯については伝記や映画などでもよく知られていますが、私が特にオススメするのは「ブラザーサン・シスタームーン」(1972年)という映画です。彼の生涯が美しく描かれた作品でテーマソングを耳にした方も多いのではないでしょうか。ここで紹介する祈りはフランシスコが実際に祈ったことばというものではありませんが、長い歴史の中で彼に由来する祈りとして覚えられ、親しまれてきた祈りです。
神よ、わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに愛を、いさかいのあるところに赦しを、
分裂のあるところに一致を、疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、絶望のあるところに希望を、
闇に光を、
悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。
慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することを、わたしが求めますように。
わたしたちは、与えるから受け、赦すから赦され、
自分を捨てて死に、永遠のいのちをいただくのですから。」
*聖パウロ女子修道会訳