多磨教会で迎えた最初の日曜日。CSの進級式から始まり、礼拝でのCS教師就任式、聖餐式、説教。その後、幾人かの方々にご挨拶をし、続いて4月の運営会、会堂委員会、役員会。そして午後3時からは牧師就任式と喜びに溢れた一日を過ごし、ようやく一息ついたような心持ちで先週一週間を過ごしました。
月曜日は免許証の住所変更や保険の手続きで外回り。火曜日は朝から夕方まで教会で過ごし、何とか仕事ができるまでに整えた牧師室で日曜の残務処理や今日の週報の下書き、「受難週の祈りと黙想の手引き」や説教の準備など。水曜日は近隣の教会への挨拶回りをスタートし、木曜日は大事な特別祈祷日とその合間を縫って近隣教会とご近所への挨拶回りの続き。金曜日は午前中に武蔵野学園にご挨拶にあがり、午後は今学期から担当するお茶の水聖書学院の組織神学の授業をオンラインで。そして土曜日、週報を仕上げ、各種配布物を印刷し、礼拝堂を整えて一週間を終えようとしています。まだまだ慣れないことの多い日々ですが、それでも少しずつ身体が教会に馴染み始めていることも感じています。
そんな中、朝、教会に来てから夕方に牧師館に戻るまで、玄関のドアを開けておくようにしてみました。基本的に教会にはどなたでも入りやすくしておきたいという思いからです。防犯上のことなど気をつけるべきこともありますが、できるかぎり教会を開いて、礼拝堂で一人で静まりたい、牧師に話を聞いて欲しい、一緒に祈って欲しい、そうした必要に答えたいと願っています。幸いこの教会堂は玄関から入り安く、牧師室のドアを開けておけば人の気配が分かるので、今のところ続けてみたいと思っています。一言「こんにちわ」とお声をかけてくださるとなおありがたいですが、そんな小さな取り組みからでも地域に開かれた教会としての姿を示せればと願っているところです。